アジアンバンク(ASIAN BANK &CAPITAL TRUST)についての見解
フィリピンの銀行のオウンバンク(OWN BANK)を買った方がオーナーの様で元々潰れかけの銀行を数億円で買収しているようです。
ポイントは個人オーナーということです。
金融先進国は法律が非常に厳しいです。
信用で成り立っている銀行が潰れて預金者のお金が戻らないということなってしまったら銀行にお金を預けなくなってしまいます。
その為、間違いがないように先進国はライセンスの取得が非常に厳しくなっております。
しかし、発展途上国はかなり緩いです。
第三者機関の監査が入っているのか?
銀行の財務状況は公開されているのか?
公開していたとしてもその情報の精度は?
話を戻します。
アジアンバンクの危険な点
Company typeが銀行ではなく、Statutory trust(法廷信託)になっております。
Statutory trust(法廷信託)は簡単に30万円ほどで設立できるものになります。
アメリカの会社法人の場合、ライセンスがないと「bank」(銀行)・「bank and trust」(信託銀行)を商号に使用できませんが、信託組合は金融ライセンスを取得していなくても 商号に「bank」を使い銀行を名乗っているからくりになります。
世界の銀行では、1円でもマネロンのお金を預かってしまうと一発で200憶円の罰金を課されます。
その為、現在、出どころのわからないお金を預かることについて非常に厳しく質問されエビデンスを求められます。
その世の中の現状の中でCRSに加盟していないからと脱税をうたうこと自体が信じられません。
節税を勧める場合は、必ず合法的で複雑なスキームを組みます。
脱税幇助になり非常に罪が厳しくなる為です。
以上の点から私は問題外と判断しています。
ご参考になりましたら幸いです!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません