普通の人は投資や起業というリスクを取らない
我々、人間はリスク(危険)を避けて生き延びてきた
我々は、長い歴史の中で我々人間は「危険」を避け続けて生き延びてきました。
危険なこと、毒のある食べ物etcを先代の方たちの失敗(危険)を元に避けてきたことによって、今の我々が存続しています。
「危険なこと」を避け続けたことで今の「人間」があるのです。
仮に危険なことをみんながどんどん挑戦していたら、既に絶滅していたはずです。
しかし、この「危険を避ける」本能がお金を稼ぐうえでは、自分の足を大きく引っ張ることとなります。
危険を冒さないとお金を増やせないのです。
大切なお金をリスクにさらすと「強烈なストレス」を感じます。
ゼロになるなら、なくなってしまうなら、「絶対になくならないように銀行に入れておこう」と思うのです。
しかし、まれにリスクが取れる人がいます。
そんな方がお金持ちになるのですが、常にストレス(恐怖)を受けながら、経営をしています。
もし、来月入金が入らなかったら・・・、もし、いきなり社員が大勢辞めたら・・・、もし、来月売り上げが上がらなかったら・・・
しかし、固定経費の支払いは常にあり、税金も社会保険料も払わなければ、ドンドン延滞利息をつけてくるのです。
入金は不透明なのに、支払いは確実にやってくるのです。
僕も経営者のはしくれです。
その強烈なストレスはよくわかっています。
投資も同じです。
起業は投資と全く同じと思っています。
違うのは経営は常に自分で選び自分で決め続けることができます。しかし、投資はスタートしてしまえば、コントロールが出来ません。
経費と時間をかけて広告を打っても、1円も生み出さないのかもしれない。
しかし、そのリスクを取り続けるしかないのです。
このストレスが嫌だから、普通はサラリーマンとして生きるのです。
リスクをとった人間でしか、お金持ちにはなれません。
時間とお金の自由は、掴めないのです。
サラリーマンという生き方は、常に時間と体を犠牲にする生き方です。
しかし、お金を失うストレスはありません。
決められた時間に会社に行き、仕事をこなしていれば、お金を確実にもらえることが法律によって保証されているのです。
なので、お金は稼げないのです。
給与は、経営者が「生活できる金額」から逆算して払うので・・・
不安という「ストレス」を避けることで資本家の見た目のきれいな正社員という一見、会社に守られたように見える税金からも資本家からも搾取の対象の「労働者」になるのです。
お金を稼ぐ為には、失うリスクと未来の収入の不安を許容することから始まります・・・
だから、いつの時代もお金持ちは一握りなのです・・・
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